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誰をかも/松も 藤原興風

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1 通釈

誰をかも知る人にせむ高砂の松も昔の友ならなくに

→誰を友にしたらよいのでしょう。高砂の松でさえ昔からの友人ということではないのです。

2 琴の使い手だった

作者の藤原興風(ふじわらのおきかぜ)は生没年がはっきりわかっていません。

9世紀末~10世紀に活躍した三十六歌仙の一人です。

紀貫之(きのつらゆき)と並ぶ『古今集』の歌人です。

興風は管弦、とくに琴の名手であったそうで、私のイメージとしてはシンガーソングライター。歌も歌えば、音楽も作る、感受性の優れた人だったんですね。

このうたは、年をとっていく孤独感の強調された歌だといわれています。

松と言えば、高砂の松のことを思い出します。みなさんも見たことがあるかもしれません。長寿と夫婦愛を表現した絵で、老夫婦が仲良さそうに並んでいる、その後ろに松が生えている、あの絵です。

これをイメージした後にこのうたを詠んでみると、なんとも一人で生きながらえている自分のみじめさや、寂しさがじわじわ来ます。

きっと、定家もこの気持ちに共感していたのではないでしょうか。

3 二字決まり

「た」から始まるうたで、「誰」はこのうただけです。

4 覚え方

まつもとは だれ?

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