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有り明けの/暁 壬生忠岑

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1 通釈

有り明けのつれなく見えし別れより 暁ばかり憂きものはなし

→空には有明の月がかかっていた(あなたのそばにもっといたかったけれど、明ければ帰らなければならないという習い)あの時の別れから、暁ほどつらいものはありません。

2 通い婚の習わしが二人を冷たくするのかも

このうたでは、平安時代の通い婚の様子がちらりと見えています。

男性は女性に求婚してOKをもらえると、女性の家にお泊りできる、つまり結婚ということになっていました。

それでも、通いでの夫婦生活なので、明け方太陽がのぼる前には男性は仕事に出かけなければなりませんでした。

今では考えられませんが、宮中に出勤する時間がめちゃめちゃ早かったのです。

そういう理由もあって、男性が帰宅する頃合いは暁のころ、夜が明けそうな時間だったというわけです。

女性だって、つつましい人ばかりではありませんから、いくら大好きな旦那さんでも、面倒くさいな、とかいう時もあったと思います。

それがちょっと態度に出て、つれなく見えることもあったでしょう。

男女の間のことは、デリケートでこんなうたにもなったんですね。

作者の壬生忠岑(みぶのただみね)は三十六歌仙のひとりですが、身分が低いためか、生没年がわかっていません。

41番の「恋すてふ~」の壬生忠見(みぶのただみ)の父で、「古今集」の撰者の一人です。

3 三字決まり

「あ」から始まるうたで、「有」がつくうたは他に58番の「有馬山」があります。「あり」の次の文字で決まるので三字決まりになります。

4 覚え方

あかつきの ありあけ

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