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住の江の/夢 藤原敏行朝臣

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1 通釈

住の江の岸に寄る波よるさえや 夢の通ひ路人目よくらむ

→住の江の岸に打ち寄せる波の、その「よる」という言葉ではないが、(昼間だけでなく)夜までも夢の中の道でさえも人目を避けているのかしら。

2 達筆は空海と並ぶ

作者の藤原敏行朝臣(ふじわらのとしゆきあそん)は生没年がはっきりわかっていません。三十六歌仙の一人であり、書道にも優れた人でした。

京都にある神護寺(じんごじ)の鐘銘(しょうめい)は彼の書いたものとして今も保管されています。画像で見ることができますので、こちらへリンクしておきます。京都大学・京都大学貴重資料デジタルアーカイブ・https://rmda.kulib.kyoto-u.ac.jp/item/rb00013926

古来から「夢」を見ることはとても神秘的なものでした。

一富士二鷹三茄子(いちふじにたかさんなすび)という言葉があるように、夢で見たものに対して未来を占う「夢合わせ」というものがありました。

また、眠っているあいだに体から魂が抜けだして不思議な体験をするのが、夢を見ることであるという信仰もありました。

現代でも眠りに対する研究は未知の部分が多いのです。

そういう未知の部分に、恋愛などのこころの動きが連動しているのでは?と考えても不思議ではありませんよね。

このうたにある、夢の通い路もその不思議のひとつです。

夢の中では会いたい人への道が開かれると考えられていたようです。

それほどまでに恋こがれる相手が、思いを告げてはいけない相手だとしたら、それはつらいでしょうね。じりじりする思いで姿ばかり目は追いかけてしまうという、、、

逆に思われている相手側の気持ちはどうなんでしょう。大嫌いだったら態度で示すことができるでしょうけれど。少なからず気持ちがあるならば、相手に希望を持たせてしまいますよね。

このころの結婚のかたちは、男性が女性に求婚を申し入れるまで、女性は強気。

求婚をうけて一度でも一緒に一夜を過ごしてしまえば、結婚は成立。そうなると奥さんは旦那さんがやってくるのをただただ待たなければならなくなって、旦那さんはいくらでも待たせることができてしまいます。

法律でしばられることがないのだから、気持ちが冷めてしまえば結婚も解消になってしまいます。

そんな事情から、男性も女性も結婚に対する思いは強かったのだと想像できます。

藤原敏行朝臣は、このうたで女性の気持ちでうたを詠んだとされています。

女性ではないのだから、男性の、こんな女性がいたら、、、という気持ちがあるのではないかと思います。

女性側の待つ身で書かれているのだと思います。

現代の女性なら、そんなの待っていられない!と、行動に移しているでしょうから。

3 一字決まり 住の江/夢

このうたは「む」「す」「め」「ふ」「さ」「ほ」「せ」から始まる一字決まりのうたです。

それぞれ一首ずつしかありません。

百人一首のかるたでは、まずこの一字決まりのうたを覚えていくのが近道です。

全くの初心者でも、まずは7枚取れることになります。

まずは7枚に挑戦!です。

4 覚え方

ゆめみる すみちゃん

すみの ゆめ

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