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あしびきの/長々し 柿本人麻呂

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1 通釈

あしびきの 山鳥の尾のしだり尾の 長々し夜を独りかも寝む

→山鳥の長くたれ下がった尾のように長い長い夜を私もただ独りさびしく寝るのかなあ。

2 「和歌」と言えばこの人

柿本人麻呂(かきのもとのひとまろ)は万葉第二期の宮廷歌人。出生、没年不明。謎多き和歌史上最大の歌い人と言われます。

人麿、人丸とも呼ばれていました。

和歌の名人の36人撰「三十六歌仙」のうちの一人です。

とにかく歌がたくさん残っており、有名人であったはずなのに、生没年不詳。

身分が低かったため、正史(次の時代の人が記した歴史書)に名前が書かれていないようです。

ヤマドリ

→日本固有のキジ科の鳥です。

昼は雌雄一緒にいるのに、夜は谷をへだてて一羽ずつ眠るという言い伝えがありました。

18枚ある尾の羽のうちの2枚が長く、それがしだり尾と言われました。

こちらの鳥も、魔物退治のときの必殺の武器に使われたりしている伝説をもつ鳥です。

人麻呂ならず、古来の人々はこの言い伝えに感化されていたようですね。

人の恋愛にその言い伝えを重ねて歌に当てはめたのです。

昼間二人で楽しく過ごしてあっという間の時間が、夜になると一人になり、すごく寂しく感じてしまう。この一人の時間は長いながい山鳥の尾のようです。

男性の気持ちで歌ったものか、女性の気持ちで歌ったものか、どちらなのかは不明ですが、

寂しいなあ!という想いは共通なのですよね。

3 三十六歌仙とはなんでしょう

藤原公任(ふじわらのきんとう)が選んだ和歌の名人36人をこのように言います。

そのメンバーは

柿本人麻呂、山部赤人、大伴家持、猿丸太夫、僧正遍照、在原業平、小野小町、藤原兼輔、紀貫之、凡河内躬恒、紀友則、壬生忠岑、伊勢、藤原興風、藤原敏行、源公忠、源宗于、素性法師、大中臣頼基、坂上是則、源重之、藤原朝忠、藤原敦忠、藤原元真、源信明、斎宮女御、藤原清正、藤原高光、小大君、中務、藤原仲文、清原元輔、大中臣能宣、源順、壬生忠見、平兼盛。

百人一首には上記の方々が多く撰歌されています。

4 2字決まり

あし/なが

「あ」で始まるうたのなかで、「あし」はこのうただけです。

5 覚え方

ながながしい あし

参考文献 三省堂 新明解古典シリーズ 百人一首/コーエーテクモゲームス 暗記しないでうまくなる百人一首(田口貴志)

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